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令和5年度京都府PTA指導者中央研修会

「魅力と活気にあふれた活動を目指して」

~ 温かく包み込む子育て環境をつくるために ~

研究テーマ

(1) PTA活動で取り組む子どもの健全育成について
(2) 家庭、学校、地域をつなぐPTA活動の在り方について
(3) PTA活動が活性化する組織の運営や在り方について

令和5年度京都府PTA指導者中央研修会が7月11日(火)に国立京都国際会館にて開催されました。京都府内の幼稚園・こども園・小・中・義務教育学校・府立学校等のPTA会員、教員など今回は800名近くもの方々が集まり、社会全体で子どもを育てる環境づくりを目指し、指導者としての研鑽に努めました。

開催を通じて、家庭・地域そして学校の役割を理解すると共に子どものためのPTA活動の在り方を学び、考える場となりました。研修会での学びを各地域の活動の中で、活かしていただければ幸いです。

開会行事
開会宣言
京都府PTA協議会・副会長 青木 英明
主催者挨拶
京都府PTA協議会・会長  丹羽 寛美
京都府教育委員会・委員   鈴鹿 可奈子
来賓祝辞
京都府知事         西脇 隆俊
実践発表

「つむぐ想い つながる輪」
発表:亀岡市立幼稚園PTA

保護者からの意見を活かし、改善がなされたPTA活動の内容を、画像と共に発表されました。
園、保護者、地域のつながりを大切にされている様子や、「違う学年の親子の皆様と交流がしたい!」という意見に応え、アフターコロナを迎えての親子リトミックで参加者全員で一重の輪を作ったお話は、とても素敵でした。
子どもや保護者のニーズを把握し、活動に活かしながら、温かな子育て環境づくりをされている発表でした。

講演

テーマ: あーよかったな あなたがいて
~「つながりと感動」そして「笑顔」~

講師:
教育サポーター
元西宮市教育委員会学校人権教育課係長
仲島 正教 様

「子どもは背中でも聞いている」
8m四方という教室の中でも、そばに行って「とても嬉しい」と、気持ちを直に伝える。それだけでも子どもは喜び応えてくれます。これが大切。
背中に向かって伝えるだけでも、実は子どもたちには聞こえていて、自分がどれだけ大切に思われているかと自己肯定感が高まりそれが、いずれは、人と人の繋がりが広がっていく。
ステージと会場いっぱいに動きながらお話される姿から、たくさんのパワーをいただき、楽しさとともに多くの気付きや学びを得たご講演でした。

閉会の挨拶
京都府PTA協議会・副会長 伊藤 亮介

本年度はコロナ5類へ以降、規制緩和も相まり、当日は暑い中にも関わらず例年に比べ多くの方々にご参加いただくことができました。
参加された皆様には、たくさんの気付き、学びを持って帰っていただけたかと思っています。
この学びを各地域や学校に広げていただくことを願っています。