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「平成23年度 京都府PTA指導者研修会」の報告(平成23年7月12日開催)

平成23年7月12日(火)、国立京都国際会館において、京都府PTA指導者中央研修会が開催されました。
東会長から、子どもの健やかな成長のために、家庭だけが担うのでなく親と親、親と学校、家庭と地域がつながりを深め、家庭・学校・地域が一丸となって子どもを見守り育てる環境づくりを進めていきましょうと、力強くスタートし、ご来賓の皆様からPTAに期待されるメッセージを頂きました。
午前中には「親子の絆 地域の絆づくりに向けて」と題し、仏教大学の原清治先生をコーディネーターに迎え、パネルディスカッションを行いました。舞鶴市立明倫小学校PTA・宇治市立西小倉中学校PTAの実践発表の後、両PTAの代表者、京都府PTA協議会の東会長、府立高校PTA連合会の苅田会長と、あたたかく子どもを包み込むためにPTAとして出来る事を議論し合いました。
午後からは、府立鳥羽高校の鳥羽被講会の生徒の皆さんによる「冷泉流被講」のアトラクションでした。本年秋の国民文化祭でも、この素晴らしい伝統を披露されるそうです。
基調講演には、京都大学大学院のカール ベッカー教授が「子どもにとって あなたは生きていますか」と題し、熱のこもったご講演を頂きました。ベッカー教授が日本に興味を持った素晴らしさが現代社会では徐々に薄れてきており、大人として、子どもたちに、家族に根付き、地域に所属し、歴史に参加する存在である事を意識させていきましょう、決して新しい事ではなく昔から伝えられてきたことなのだと、私たち大人がはっと目を開かせる内容となりました。
最後に、本年度の10月近畿大会のPR、そして24年度の全国大会のPRを各開催地の皆さん、また京都市PTA連絡協議会の役員の皆さんも登壇され、この大きな2つの大会に向けて元気にPRを行いました。
京都府下より本当に多くのご参加をいただき一日を通して有意義な学びの場になりました。参加者の皆様が各地域・各単位PTAへ戻られ、今回の学びを実践されさらに活発なPTA活動につながっていく事を期待します。

  • 満席熱気にあふれる会場
    満席熱気にあふれる会場
  • パネルディスカッション
    パネルディスカッション
  • 鳥羽高校の冷泉流被講
    鳥羽高校の冷泉流被講
  • カールベッカー氏の講演
    カールベッカー氏の講演
  • 全国大会のPR
    全国大会のPR